日本のワインはここまで変わった！
“純国産”日本ワイン入門

Vol.31 / 2014, 05

Part 2 もっと日本ワインを味わってみよう

●2014年1月「シャトー・メルシャントーキョー・ゲスト・バル」オープン

日本ワインの進化をリアルタイムに感じられる最も新しいスポットが「シャトー・メルシャントーキョー・ゲスト・バル」。東京でのシャトー・メルシャンのコンセプトショップとして、気軽に「シャトー・メルシャン」が体験できるワインバルです。シャトー・メルシャンのワインが常時20～25種類あり、すべてのワインをバイ・ザ・グラス（グラス売り）で楽しめるほか、たくさん飲み比べしたい人のために少量のテイスティングサイズ（60ml）での販売も行っています。「甲州ワイン3種類の飲み比べ」といったように一度にグラスを並べて試飲を楽しむ方も多いそうです。

また、ワインと合わせる料理の豊富さも魅力。メニューには各ワインと相性のよい料理の組み合わせが明記されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

赤ワインに合わせるなら、グリル（大山鶏のもも肉、国産豚のバラ肉）、フライ（海老＆アスパラガス、モッツアレラチーズ＆チェリートマト）をお好みのシーズニングセット（塩やソース）で。

白ワインとのマリアージュには、本日の自家製スモーク盛り合わせ、海老とアンチョビのアヒージョなどが人気メニュー。

また定期的にフェアが開催され、その時店に行かなければ飲むことのできない、希少なワインが登場することがあるのも、楽しみのひとつ。5月31日までは「山梨フェア」を開催中です。（2014年5月23日現在）

Château Mercian Tokyo Guest Bar

【住所】
港区六本木1-4-5
アークヒルズサウスタワーＢ１

【電話番号】
03-6441-2230

【営業時間】
平日11:00～23:00（L.O.22:00）
土日祝日11:00～22:00（L.O.21:00）

【定休日】
なし

【ホームページ】
http://www.chateaumercian.com/wine/shop/

取材協力：キリン株式会社

＜シャトー・メルシャントーキョー・ゲスト・バル　おすすめのワイン＞

■長野シャルドネ
長野県北信地区(須坂市、高山村、長野市)で収穫されたシャルドネを醸造し、オーク樽にて育成。品の良いなめらかな口当たりと適度なミネラル感とコクを感じられる、味わいのバランスがとても良いワインです。
■長野メルロー
長野県塩尻市桔梗ヶ原地区のメルロー品種を主体に、上田市にある椀子(マリコ)ヴィンヤードのメルロー品種をアサンブラージュ(ブレンド)した、熟した果実感とエレガントさをあわせ持つバランスの良いワインです。
■山梨マスカット・ベーリーA
昭和の初期、交配により生まれた日本固有のブドウ品種マスカット・ベーリーＡは、山梨県で多く栽培されている赤ワイン用ブドウです。程よい樽のニュアンスと、マスカット・ベーリーＡらしい甘美な果実の味わいがとてもバランスの良いワインです。
■山梨勝沼甲州
甲州盆地の中でもブドウの色づきが良い勝沼地区の甲州ブドウを使用し、びん詰め直前まで貯蔵タンク中で澱と接触させ育成（シュール・リー製法）することでしっかりとしたうまみと厚みのある辛口ワインです。