ココジカ

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誰も見たことのない現代美術コレクションを見に行こう
天王洲WHAT誕生

Vol.110 / 2020, 12

天王洲でアート散策を楽しもう

「WHAT」で鑑賞を見終えたあとも、天王洲にはアート散策を楽しむスポットがいくつも点在しています。キャナルサイドを散策すれば、東急インの立体駐車場の壁面に大きな絵が。これはスペインで活躍するアーティストARYZが天王洲アートフェスティバル2019に来日した際に描いた“The Shamisen”。鈴木春信の浮世絵にインスパイアされたという作品です。

The Shamisen

天王洲の北側の倉庫街「ボンドストリート」の入口には、壁画アートを中心に活躍するDIEGOさんの作品。描かれているモチーフは、天王洲の海辺や道を行きかう人々の足、運河沿いに見えるビル群です。

壁画アートを中心に活躍するDIEGOさんの作品

また、ボンドストリートには寺田倉庫が仕掛けるアートカフェ「WHAT CAFE」も、今年10月15日に新しくオープン。こちらは日本のアート業界の未来を担う若手アーティストの作品を、常時数十点展示。作品を鑑賞しながら食事ができたり、気に入れば購入もできる場となっています。

WHAT CAFE

ボードウォークにも面した約850平方メートルもの開放感のある空間はゆっくりくつろぐことができ、リフレッシュに最適です。

WHAT CAFE
Information

アートカフェWHAT CAFE

所 在 地
品川区東品川2-1-11
営業時間
11:00〜18:00
定休日
不定休
※貸切イベント開催時は休業することがあります
URL
https://cafe.warehouseofart.org

天王洲の顔となっている水辺テラスレストラン「T.Y.HARBOR」 やベーカリーショップ「ブレッドワークス天王洲」も健在。そして今年はさらに、天王洲運河に浮かぶ船上ホテル「PETALS TOKYO(ペタルストーキョー)」がオープンしています。

PETALS TOKYO(ペタルストーキョー)

4隻の小舟にのっているのが「客室」です。各室40~45平方メートルの広さがあり、それぞれ異なる内装に仕上げられていて、1泊1室あたり8万円〜(T.Y.HARBORの朝食付き)。古くから運河の街として発展したオランダのアムステルダムの「ハウスボート」をイメージしてつくられたもので、品川駅から徒歩圏にいることを忘れてしまいそうな、特別な宿泊体験が楽しめそうです。

PETALS TOKYO(ペタルストーキョー)

ホテルの中央には、隈研吾氏監修の船上イベントスペース「T-LOTUS M」も誕生しています。

隈研吾氏監修の船上イベントスペース「T-LOTUS M」
Information

水上ホテルPETALS TOKYO

所 在 地
品川区東品川2-1 T-LOTUS
URL
https://www.terrada.co.jp/ja/service/space/petals-tokyo/

ご自身も絵を描くという人にお勧めなのが「PIGMENT TOKYO(ピグモントーキョー)」。4500色に及ぶ顔料をはじめ、顔料や古墨、膠、筆や刷毛など古今東西の貴重な画材が揃っています。ワークショップも開催しており、初心者もテンションが上がること請け合いです。

PIGMENT TOKYO
Information

PIGMENT TOKYO

所 在 地
品川区東品川2-5-5 TERRADA Harbor Oneビル 1F
営業時間
11:30 〜 19:00
定休日
月曜・木曜
URL
https://pigment.tokyo/

ほかにも、芸術性の高い写真作品を扱う「IMAギャラリー」や、アートギャラリーの集積地となっている「TERRADA ART COMPLEX」と「TERRADA ART COMPLEXII」など、天王洲ではひんぱんにアートフェアが開催されています。天王洲をアートの一大拠点にするためのまちづくりは今も進行中であり、これからも目が離せません。

取材を終了後、またひとつ新しいニュースが飛び込んできました。天王洲が、東京都知事が指定する「プロジェクトマッピング活用地区」に指定されたとのこと。これにより、投影面積が100平方メートルを超える巨大な映像を、天王洲で投影することが可能になりました。

プロジェクトマッピング活用地区

水辺の環境と、アートの集積地が組み合わさって、天王洲はかつてのNYソーホーや香港のような世界の観光地になっていくかもしれないと感じさせる取材でした。

※この記事は2020年12月24日時点での情報です。

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。