ココジカ

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日本初の入場料のある本屋 六本木「文喫」

Vol.89 / 2019, 03

イベントの開催や食事も提供

⑦ 実は絶品!喫茶室のフード類

一日過ごしてもいいように、喫茶室では小腹を満たす軽食メニューやデザートも提供しています。喫茶室の料理はSoup Stock Tokyoを手がける(株)スマイルズが監修しており、じっくり煮込まれた牛ほほ肉が美味しいハヤシライスや、オマールエビソースのドリアなど、メニュー数は絞られているものの喫茶を目当てに来てもいいような極上の味わいです。夕方からはグラスビールやハイボールなど、アルコールメニューとおつまみも楽しめます。

名物、牛ほほ肉のハヤシライス 1,080円
名物、牛ほほ肉のハヤシライス 1,080円
エビドリア980円など、洋食メニューが並ぶ
エビドリア980円など、洋食メニューが並ぶ

「本の取次を仕事とする私たちが、ブックマーケット全体を盛り上げたいと取り組んだことなので、このような業態のまま、書店として2号店、3号店がつくれるとは考えていません。むしろ水族館や動物園と比べたほうが近いような、本と向き合う時間を楽しんでもらう場所と考えています。『文喫』では、愚直なまでに、本を選ぶということの楽しさをこれからも提案していきたいと思っています」(武田さん)。

文喫

⑧ 定期的にブックイベントも開催

「文喫」にはプロジェクター等を完備したイベントルームもあり、「文喫」のFacebookで告知された読書イベントなどが開催されています。知名度が上がってきた今後は、本の著者イベントなども積極的に開催されるようです。

40名程度のイベントが可能なスペース。貴重品を預けるロッカーもある
40名程度のイベントが可能なスペース。貴重品を預けるロッカーもある

「文喫」は、六本木のこの場所だから成立した希少な業態なのかもしれません。漫画喫茶のようには各街に増えないでしょうし、本をインテリアとしているブックカフェなどとも一線を画した、特別なエンターテインメント空間でした。また来月になれば、選書室の3万冊の中身が相当数、入れ変わっていることでしょう。新しい刺激を期待してまた来てみたくなりました。

InformationInformation

文喫
所 在 地:東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
営業時間/9:00~23:00(L.O.22:30)
定休日/不定休
入場料/1,500円
URL:http://bunkitsu.jp/

コラム
日本出版販売がつくったもうひとつの“本好きの聖地” 箱根本箱

昨年8月に箱根の強羅にオープンした「本のある暮らし」を提案するライフスタイルホテル「箱根本箱」も、日本出版販売の同チームが開発したものです。
箱根登山鉄道の中強羅駅から徒歩4分、日本出版販売の社員保養施設だった建物をリノベーションして、約1万2000冊の本を配置。もちろんここでもある本はすべて買うことができます。

大浴場は源泉かけ流し。全18室の客室は1つとして同じインテリアの部屋はなく、その全室に温泉露天風呂と、各界の第一線で活躍している「あの人の本箱」が付いています。滞在中、読書にふけるのはもちろん、思い思いの時間を楽しめます。
朝食・夕食は「オーガニック&クレンジング」をテーマに展開する自然派イタリアン。相模湾や駿河湾の魚介や神奈川や静岡の有機野菜や柑橘など、箱根のローカルガストロノミーが楽しめます。

シアタールームでは、俳優・別所哲也氏が代表をつとめる「ShortShorts」から、毎⽉異なるテーマを掲げ、厳選作品を上映しています。

箱根本箱
箱根本箱

InformationInformation

箱根本箱
所 在 地:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-491
電話/0460-83-8025
チェックイン15時〜、チェックアウト11時
URL:http://hakonehonbako.com/

※価格は税抜き表記です。
※この記事は2019年3月29日時点での取材による情報です。価格や営業時間などは変わることがありますのでご了承ください。

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。