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この冬すぐに大活躍! 今期話題の生活家電

Vol.49 / 2015, 11

ココジカ読者の皆さまにとって最近お気に入りの生活家電はなんですか? いわゆる白物家電が売れにくいなどといわれている時代ですが、家電メーカーの開発者魂は留まることを知りません。11月に入って各社の今冬の新製品が出そろい、いま家電売場は非常に面白いコトになっていますよ! 今回はヨドバシカメラに取材し、家電の目利きに最新&注目の商品を紹介していただきました。

SUNWOOD CLUB MAIL MAGAZINE Vol.49
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 店長代行 勝田泰幸氏
取材協力

ヨドバシカメラ
マルチメディアAkiba
店長代行
勝田泰幸氏

その1 ついにダイソンがロボット掃除機に参入
パワフルな吸塵力は他社をよせつけない
Dyson 360 Eye ロボット掃除機

Dyson 360 Eye ロボット掃除機

自走式のロボット型掃除機のブームに、これまで沈黙を保ってきたダイソン。そんなダイソンから初のロボット掃除機が、今年10月26日より新発売され、話題を呼んでいます。

大きさはコンパクトですが、機構が他社ロボットとまるで異なります。通常のダイソンサイクロン掃除機ではお馴染みのサイクロンと、毎分83,000回転する「ダイソンデジタルモーターV2」を搭載しているので、吸引力においてこれまでのロボット掃除機の約4倍を達成。特許技術により排気のクリーンさも追求しています。これによりダイソンの通常の掃除機が、そのままロボット型になったといえるでしょう。

新しい点は、本体上部に360°認識できるカメラを搭載。部屋の状況をカメラとセンサーで把握し、規則正しい動きをするほか、スマートフォンのアプリを使ってロボットに指示を送ったり、掃除履歴をモニターすることができます。

その2 ダイソンの人気の2製品が合体
温風・涼風ファンと空気清浄機能がひとつになり、一年中活躍する
Dyson Pure hot + cool 空気清浄機能付ファンヒーター

ダイソン pure hot + cool 空気清浄機能付ファンヒーター

「羽根のない扇風機」として一世を風靡したスタイリッシュな扇風機に、温風機能が追加され、「季節を問わない季節家電」と絶賛されたのが2011年。静音性能や風力の向上など毎年バージョンアップを重ねてきましたが、今年はついに空気清浄機能がプラスされた、最強製品が誕生しました。

ダイソンが開発した360°の「HEPAフィルター」は、タバコの煙レベルのPM0.1までフィルタリングし、浄化された空気だけをファンから送り出します。しかもフィルター交換は年1回、パーツまるごと取り替えるだけ。

ダイソン pure hot + cool 空気清浄機能付ファンヒーター

送風機能も強力で、高速回転する羽根がないのにパワフルに風が届き、部屋を均一に暖めます。 カラーはホワイト/シルバーとアイアン/ブルーの2色。もうこれ一台で、一年中頼りっぱなしになりそうです。

その3 エアコン1台で2台分以上の働きをする画期的技術革新
「パーソナルツインフロー」を搭載した
ルームエアコン「霧ヶ峰アドバンス」FZシリーズ(10月末発売)

ルームエアコン「霧ヶ峰アドバンス」FZシリーズ

どんなご家庭にもすでにあるエアコンですが、最近の進化は主に省エネ性能で、光熱費に換算して約1,000円/年ずつ、毎年新製品が出るたびに省エネ性能が向上していると言われています。ところが今年はエアコンの構造ごと、がらっと一新してしまう画期的な製品が三菱電機から登場しました。

ルームエアコン「霧ヶ峰アドバンス」FZシリーズ

四角いシンプルなフォルム。大きさはこれまでと大差ありませんが、このなかに左右にプロペラファンが2つ搭載されています。それぞれが独立して動くので、強い暖気と弱い暖気を2ヵ所に吹き分けすることができます。 たとえば同じ部屋に暑がりの人と寒がりの人が2人でいる場合、それぞれの足下の床温度を3°cも差をつけることができます。これにより、省エネ効果は約5,000円/年の光熱費ダウンとなり、一挙に5年分の進化を先取りしました。

この世界初の「パーソナルツインフロー」という新機構が、これからのエアコンの主流になっていくかもしれません。

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。