どんな風に摂取すればいいの？

かけて、混ぜて、炒めて。使い方自由自在な万能オイル

まずは、ココナッツオイル製品の選び方から説明しましょう。 ココナッツオイルは体にいいといっても、精製方法によって若干の差があります。有機ココナッツを使ったココウェルの商品を例に説明します。

①エキストラバージンココナッツオイル

ココナッツに含まれる酵素も一緒に抽出するため、フレッシュなココナッツの果肉を低温圧搾（コールドプレス）し、自然発酵させてじっくりと抽出したオイルです。 ココナッツオイル自体は熱に強いのですが、酵素も一緒にからだに取り入れるために、生で使ってほしいオイルです。ほのかなココナッツの香りもそのまま生きています（香りは甘いですが糖分は入っていません）。

②プレミアムココナッツオイル

ココナッツの果肉を天日干ししてからオイルを抽出した後、天然石灰や活性炭で精製し、ココナッツ風味を取り除いた料理用オイルです。香りがないので炒め物や揚げ物など、サラダ油の代わりとして和洋中に使えます。エキストラバージンオイルに比べて大量生産できるため、価格も安めです。

エキストラバージンココナッツオイルは毎朝の飲み物に加えたり、
トーストのバターの代わりに

中鎖脂肪酸は約3時間でエネルギー源となるので、朝食のなかに加えるのがおすすめ。エキストラバージンココナッツオイルをスプーン１杯、スムージーに混ぜたり、コーヒーに溶かしたりするだけで手軽です。エキストラバージンココナッツオイルはほのかなココナッツの香りが加わるので、ホットミルクや卵料理などとも相性がいいようです。マヨネーズやケチャップに混ぜて使ったり、トーストの上にバター代わりに乗せて食べても、おいしいですよ。

プレミアムココナッツオイルはくせがないので天ぷらや、和食にも

20℃以下だと白く固まるココナッツオイルですが、分子は他の油脂より細かくサラサラしています。このため、少量で食材の隅々までなじむので、結果的に少ないオイルで調理でき、ヘルシーです。また、加熱しても酸化しないため、揚げ油としても何度でも継ぎ足しながら使えます。

ココナッツ風味を生かしたオススメ料理

1）ココ白玉団子（約6個分）

＜材料＞

白玉粉

45g（1/2カップ）

ココナッツファイバー

5g

水

約50cc

ココナッツシュガー

小さじ１

お好みのトッピング

果物、ナッツ、デシケイテッドココナッツ、きな粉、あんこ、はちみつなど

＜作り方＞

1. 団子をゆでるお湯を小鍋で沸かしておく。
2. 白玉粉、ココナッツファイバー、ココナッツシュガーをボウルに入れて水を少しずつ加えて一つにまとまるようにこねる。（普通の白玉団子より生地が崩れやすくなっています。水を入れすぎるとべたべたするので最後の微調整は数滴ずつ加えて調整してください。）
3. 一口大にちぎって丸めてゆでる。浮かんできたら取り出して湯をきり、器に盛ってトッピングをする。写真のはブルーベリー、くるみ、クコの実、松の実、はちみつを使用しています。

2）かりかりココ塩たこ焼き（15～20個、2人分）

＜材料＞

小麦粉

110g

ココナッツファイバー

10g　

溶き卵

１個分

だし

250cc～

塩

小さじ1/2

ゆでたこ

適量

お好みの具

適量（今回は天かす、桜えび、一味を使用しました）

スイートチリソース

適量※お好み焼き用ソースでも美味しく召し上がれます

ココナッツオイル

適量

＜作り方＞

1. 粉類をふるっておき、卵とだしを加えてお好みの濃度にする。
2. たこ焼き用のホットプレートを温めてオイルを敷き、(1)の生地を流し入れて具を入れる。底面が焼けたらひっくり返す。
3. お皿に乗せてソースをかけ、一味を振りかける。