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次の週末は、空を飛ぼう!

Vol.78 / 2018, 04

飛ぶこと・・それは人類の永遠の夢。1903年にライト兄弟が有人動力飛行を世界で初めて成功させて1世紀以上経ちましたが、現代でも自ら飛行機の操縦をしたり、スカイダイビングを通して飛行体験をした方はそれほど多くないのでは?今回は、「空を飛ぶ」という希少な体験を今週末にでも実現できる施設が都心からほど近い場所にあると聞いて、行ってきました。

SUNWOOD CLUB MAIL MAGAZINE Vol.78

その1:フライトシミュレーターで飛ぶ
子どもから大人まで楽しめる
羽田フライトシミュレーター体験「ラグジュアリーフライト」(羽田)

男の子の憧れの職業として、いつの時代も人気のパイロット。そんな気持ちを忘れない大人も多いのか、空港に行くと送迎デッキにはカメラを手にしたり、飛行機の離着陸を眺める人をたくさん見かけます。それほど飛行機が好きなら、一度はやってみたいことのひとつが「操縦体験」。今回ご紹介するのは、羽田にあるフライトシミュレーター体験施設、「LUXURY FLIGHT(ラクジュアリー・フライト)」です。

パイロットになるためには厳しい訓練を繰り返し、試験に合格しなければなりませんが、その訓練に使われるのがフライトシミュレーター。場所柄、航空関係者しか入れないのかと思い、問い合わせたところ「会員制ですが、どなたでもどうぞ!」ということなので、早速行ってみました。

場所は京急空港線が地下に入る手前、「穴守稲荷」駅を降りて5分ほど歩いたところ。中に入ると、そこは本物の飛行機の客席を使った待合スペース。航空機メーカー ボーイング社のグッズもディスプレイされ、気分が高まります。

明るいブルーのシートが二列設置された待合スペース。
明るいブルーのシートが二列設置された待合スペース。シートはもちろん本物!ボーイング社のグッズは販売もされています。

ここにはボーイング737-800(JALやANAで実際に使用されている双発旅客機)、ボーイング747-400(ジャンボジェットの愛称で親しまれたエンジン4発の大型機)、G58バロンの、3機種のフライトシミュレーターが置かれており、小学生以上なら誰でも操縦を体験することができます(中学生未満は、必ず保護者同伴)。

初体験の今回は、ボーイング737-800のシミュレーターをチョイス。羽田空港のA滑走路を離陸してC滑走路に着陸する、飛行時間15分の「タッチ&ゴー」コースを選択しました。コックピットの機長席に座り、シートポジションを合わせると目の前に広がる光景は、羽田空港の滑走路の中!操縦桿や計器類など全ての部品は、なんと実機と同じものが使われています。航空無線風の音声が流れはじめるとさらに気分が盛り上がります。やがて離陸許可が出され、エンジン出力を上げると目の前の景色がどんどん加速していきます。操縦桿を少しずつ引くと、本当に離陸していくようです。

エンジンをフルスロットルにして離陸開始!
エンジンをフルスロットルにして離陸開始!

このフライトシミュレーターは、パイロットの訓練に使われるものとは違い、飛行機の「動き」は再現していません。窓の景色が変わっても、体に重力がかかることはありませんが、実際に操縦席に座って操縦桿を握っていると、カラダがふわっとして「飛んでいる」ような感覚になるから不思議です。「うわ、本当に機体が旋回しているみたい!」とおもわず声が出てしまいます。

左旋回を始めたシミュレーター。窓の外の景色が迫ってきます。
左旋回を始めたシミュレーター。窓の外の景色が迫ってきます。

「あくまで『アミューズメント施設』なんですが、最近では将来パイロットになりたいという中・高校生や、現役のパイロットもいらしたりします」という代表の岸田さん。ここで何時間もフライトをして技術はプロ並みという強者の会員もいるそうです。全国でも数少ない施設だけに、北海道や沖縄からもファンが来ているそうです。

操縦桿前のディスプレイにはレーダーが表示され、実機の雰囲気を盛り上げてくれます。
操縦桿前のディスプレイにはレーダーが表示され、実機の雰囲気を盛り上げてくれます。

やがて窓の右に「風の塔(東京湾アクアラインの換気口)」が見えてくると、目的地であるC滑走路に着陸です。

C滑走路に向かって降下していく様子。
C滑走路に向かって降下していく様子。

自動音声の警告音(「これ以上高度が下がると落ちますよ」という英語のナレーション)に緊張しながら操縦桿を慎重にコントロールし、C滑走路に降りていきます。当然、着陸のショックなどありませんが、スムーズに着陸できたことがわかった瞬間、じんわりと汗をかいたのはここだけのヒミツです。

リバースレバーでエンジンを逆噴射させるとホイールがカランカランと回り、臨場感を盛り上げてくれます。
リバースレバーでエンジンを逆噴射させるとホイールがカランカランと回り、臨場感を盛り上げてくれます。
ボーイング737-800のコックピット。事前予約で本物のパイロットに指導してもらうこともできます。
ボーイング737-800のコックピット。事前予約をすれば本物のパイロットに指導してもらうこともできます。
ジャンボジェットの名前で親しまれたボーイング747-400のコックピット
ジャンボジェットの名前で親しまれたボーイング747-400のコックピット。日本国内では2014年3月までANAが運航していました。現在は政府専用機のみなので、実機はもうほとんど見ることができませんが、ここに来ればいつでも操縦できます。

InformationInformation

LUXURY FLIGHT(ラクジュアリー・フライト)
LUXURY FLIGHT(ラクジュアリー・フライト)

LUXURY FLIGHT(ラクジュアリー・フライト)
所在地:大田区羽田5-11-1 コクコビル羽田1F
営業時間:10:00~20:00 / 年中無休
電話番号:03-6423-7371
アクセス:京急空港線「穴守稲荷」駅から徒歩5分

オープン6周年、羽田に移転して4年半。旅客機のフライトシミュレーターを使った体験施設のパイオニア的な存在で、全国のファンから支持されています。実機の実運航に近いコースやプランを豊富に揃えています。初心者はまず30分〜60分のコースを選択。人気があるのは途中で富士山を見下ろせる「羽田〜大阪」コース(60分)、また、本物の訓練を体験できる「エアラインパイロット総合擬似訓練」コース(60分)も好評です。

中級以上になると90分、120分と飛行時間を延ばしたり、難易度の高い航路を選択したり、途中オートパイロットを解除してマニュアル操縦も体験できます。「福岡空港(RJFF)~韓国インチョン国際空港(RKSI)」90分コースや「グランドキャニオン国立公園空港(KGCN)〜ラスベガスマッカラン国際空港(KLAS)」60分コースなど、世界の航路に飛び出す人も。キッズプラン(10歳以上推奨〜中学生まで・保護者同伴)として20分間のプランも用意されています。

料金は、737シミュレーターの場合キッズプラン(20分) 3,240円。大人は、初回体験15分のプランで3,240円。30分のプラン10,800円(会員は5,400円)〜。

※キッズプランは中学生以下
※必ずしも会員登録は必要ありませんが、会員になるとお得にフライトシミュレーターを楽しめます。(年会費 21,600円)
※747シミュレーターは料金が異なります。
※詳細はオフィシャルHPをご覧ください。
※上記はすべて税込料金です。

※掲載の情報は発行月時点の情報であり、現在とは異なる可能性があります。