「くるめし弁当」や「シェフコレ」を運営している日本フードデリバリーサービスは俺の株式会社とタッグを組み、「俺のフレンチ」のアミューズからメインまで全7品の贅沢フルコースのデリバリーサービスを開始。注文は希望日の2日前18:00まで、お届け時間帯は17:00～20:00の間で4部制となっています。２名以上から注文でき、料金は5,000円（税別）／人。配送可能地域は千代田区、中央区、港区、渋谷区、目黒区で、配送料は一律1,500円です。

ダイエットやトレーニング中で糖質制限をしなくちゃならないけど、毎日作るのは続かない...。そんな人にありがたいサービスが「nosh」です。調理済みの低糖質や低塩メニューが冷凍され、そのまま電子レンジOKなエコ容器に入って、自宅に届くシステム。4食セットから20食セットまで選ぶことができます。シニアのための冷凍弁当デリバリーはいままでもありましたが、若い世代をターゲットにオシャレに生まれ変わった感があります。

「nosh」のシステムは基本的には定期購入ですが、スキップ（一定期間停止）することも手軽で、一年以上スキップが続くまでで会員資格を喪失しません。兵庫県の自社工場からヤマト運輸のクール宅急便で届けられます（首都圏への配送料は6食セットの場合で980円〜）。このような店舗をもたないセントラルキッチンの業態も、これからますます増えていくと考えられています。

おやつの定期便という変わり種デリバリーサービスも生まれています。「スナックミー」は毎月、人工添加物や保存料など不使用の、子どもにも安心安全のおやつがBOXで届きます（月２回も選べます）。ちょっとしたご褒美がポストに届く、おやつのわくわく体験が味わえるサービスです。宅飲みやオンライン飲み会がもっと楽しくなりそうです。料金は１BOXあたり1,980円（税込、全国一律送料無料）。

新型コロナの緊急事態宣言期間の特例措置としてタクシー事業者によるデリバリーサービスが2020年6月時点では9月30日まで認められました。社会・経済の情勢によってはさらなる期間の延長もありえます。東京都内タクシー大手の日本交通や、タクシー配車アプリの「JapanTaxi」や「MOV」などが次々とフードデリバリーサービスを開始すると発表。クルマのほうがデリケートな配送に対しての安心感がありますし、お店との距離が少々遠くても運んでもらえる、配送料が距離制のため高級な料理ほど割安になるといったメリットもあります。消費者としては、そのまま解禁になってくれると選択肢が増えてありがたいですね。

日本交通のデリバリー提携店（2020年6月4日現在）
富麗華（ふれいか）
ウルフギャング・ステーキハウス　六本木店・丸の内店・シグニチャー青山店
料亭辻留　赤坂店
肉匠　堀越
中国飯店　六本木店・市ヶ谷店
ティムホーワン新宿
サラベス　品川店・東京店
センチュリーコート丸の内
Buvette
火鍋 三田
ロウリーズ・ザ・プライムリブ 恵比寿ガーデンプレイス店
パレスホテル東京　 など増加中
https://www.nihon-kotsu-taxi.jp/news/200604/
※ご注文は日本交通ではなく、各レストランからとなります。