CASE 02

部材やテクスチャーで高級感を演出し、
明るく開放的な大空間LDKを実現

明るくて居心地の良い空間にしたい。
その一方で、ホテルライクな高級感も欲しい

華やかなフラワーデザインに彩られた
約32帖のリビング・ダイニングルームに入った瞬間、
目の前に大きな東京タワーが現れ、
このリフォームでは、ワイドなガラス窓を最大限に生かして
明るく開放感のある空間に生まれ変わらせることが目的でした。
明快なイメージで細部にまでこだわりをもたれるI様の
高級感あふれる空間づくりの道のりを紹介します。

窓を最大限に生かして外の景色を取り込みたい。

「このマンションには別のフロアに4年半住んでいたのですが、都心に近い立地や、落ち着きのあるゆったりとした雰囲気が気に入っていました」とおっしゃるI様。同じ建物に新しく部屋を購入されたところ、当初の間取りではリビング・ダイニングにデッドスペースが多く、約32帖という広さのわりには狭く暗く感じられたそうです。

「私は家にいる時間が多いので、部屋が明るいと気分も明るくなります。とにかく明るく高級感のある空間にしたいと思いました」。

8社のリフォーム会社に相談されたI様がサンウッドへご依頼いただいた理由は、高級マンション・高層マンションの新築分譲実績があり建物構造などを熟知しており、保証やアフターサービスを含めて信頼性のある会社であること、予算内で多くのご要望を取り入れた満足のいく提案があり、担当コーディネーターが親身で信頼できたことなどでした。

ご要望を受けて目指したのは、ワイドな窓を最大限に生かすリフォーム。そこで、リビングの南側で窓の景色を遮っていた独立タイプのキッチンを北西側のデッドスペースに移設。さらに、重厚な感じだった床を白のフローリングにすることで、明るく広々とした高級感あふれるLDK空間に生まれ変わりました。

Living Dining
東京タワーが見えるリビング

「キッチンを現在の場所にして大正解でした。窓一面に外の景色を大きく取り込むことができ、明るくすっきりとしたリビング・ダイニングになりました。わが家ではホームパーティーをよくやるのですが、キッチンで料理しながらお友だちや主人と会話を楽しむことができるようになりました」とご満足のI様。廊下からリビング・ダイニングルームに入った瞬間、その広々とした空間も印象的ですが、窓から目に飛び込んでくる東京タワーが圧巻。

「夜は部屋を真っ暗にしても、東京タワーの照明で明るいですね。朝、昼間、夕暮れ時、夜、いろんな表情が楽しめる空間です。季節ごとに表情を変える美しい富士山も楽しみです」とおっしゃるように、窓を生かすことで外の景色とも一体化し、空間の魅力がさらに広がったようです。

サイズと素材にこだわりキッチンをオーダーメイド。

I様の最初のイメージは「明るくて居心地のいい空間にしたいけれど、ホテルライクな高級感もほしい」。いわば快適性と高級感を両立させたいというご要望でした。そのイメージを具体的に伝えるために、「自分の好きなものBOOK」をつくられたそうです。「雑誌の切り抜きやモデルルームの写真をファイリングして、私はこんなものが好きです。これに対してプロとしてのアドバイスをしてください、というスタンスでした」とI様。一つひとつのイメージが明快で、ご要望がすごく具体的だったため、明るい空間をつくることを念頭に置きながら、全体をホワイトからアイボリー調に統一し、大理石やライムストーン、フローリング、クロス、塗装などで質感や色合いに微妙な変化をつけて、深みのある表情をつくることで高級感のある空間にすることができました。

キッチン

キッチンのデザインもI様のスケッチをもとにフルオーダーで製作。「10社以上のキッチンメーカーのショールームを見て回りました。しかし、どのメーカーも奥行きが最大で900ミリ。お皿を置くときに1メートルは必要と思っていたので、私にとっては900ミリと1000ミリの違いって、すごく大きかったのです」とサイズにこだわられ、サンウッドの提案でクッチーナのオーダーキッチンに。さらに、せっかくオーダーメイドにするのだから家具のようなデザイン性がほしい、とのリクエストを出されました。「やっぱり朝から夜までずっとキッチンにいるので、デザイン性がありながらも明るいトーンがいいと思いました」と白い天板に白いシンク、前面をダークブラウンの木調パネルにしたツートーンの家具調キッチンが誕生。

ワインセラー

そして食器や調味料などを露出させたくないとの思いから、後の壁面全体に白い家具調のキッチン収納を造作。かなりの量のワイングラスや食器類、スパイスなどを収容できる壁面収納スペースが生まれました。その横には、ワイン好きのご主人の趣味というワインセラーも設置。仕上がったキッチン空間は、「100%私のイメージ通りになって、とても気に入っています。サンウッドさんにいろいろと工夫してもらって良かったです」とI様はおっしゃいます。

バスルーム

ずっといたくなるようなバスルームになった。

今回のリフォームでI様にキッチンと並んで気に入っていただいている場所がバスルームです。「バスルームは一番奥にあるので、電気を消してしまうと真っ暗でした。お風呂に入ってもすぐに出てきてしまうようなバスルームは絶対に嫌だったので、明るく開放的にしたいと思いました」とI様。そこで、まずバスルームの壁を明るい色のタイルに張り替え、扉横の壁と扉を透明なガラス張りにして、洗面室と一体となる空間に。床には冬でも暖かく快適なサーモタイルを敷き、廊下との一体感を出しました。完成したバスルームには「ずっといたくなるようなバスルームになって、お風呂に入っている時間が長くなりました」。

床に大理石を敷き、廊下の壁にライムストーンを張りつめた玄関ホール

床に大理石を敷き、廊下の壁にライムストーンを張りつめた玄関ホールには素敵なウエルカムフラワーが飾られています。ロンドンの有名なフラワースクールJANE PACKERの認定デザイナーの資格をお持ちのI様は、玄関ホールやダイニングテーブルなどをはじめ、お住まいには一年中花を欠かさないとのこと。休日にはお友だちにフラワーデザインを教えていらっしゃるそうです。

その瑞々しい感性で、ご自身とご主人にとってベストバランスの快適な空間をつくられました。「私がいろいろアレンジするのが好きなので、季節によってインテリアを変えていますが、白を基調にした空間は何にでもマッチします」とご満足のI様。訪れるお客さまがリビングルームに入られて、まず写真を撮りたくなるというお話にも素直にうなずけます。今後も定期的にアフターサービスで訪問させていただくのが楽しみになる素敵なお住まいです。

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